2016/11/23
|
|
オスグット病の本当の治し方について。ひかり鍼灸整骨院 宮崎台院 |
|
こんにちは。 宮前区にあるひかり鍼灸整骨院 宮崎台院です。 今回は、オスグット病で治療院に通っているあなたへ。 もしくは通っていなくてどうしようか迷っているあなたへ。
痛みから早く解放できる施術法・考え方をお伝えしていきますね。
病院行っても「安静にしなさい」 「前もも(大腿四頭筋)のストレッチをしなさい」 「大腿四頭筋のマッサージ」 「アイシングしなさい」 「バンドしなさい」 などありますが、それは本当にオスグット病の根本治療になってますか? 意外と四頭筋の反対の、 ハムストリングスにアプローチすることが有効なケースが多いです。
なぜ?? と思う治療家は多いと思います。ですが、こういう考えもあるのです。
ハムストリングスをアプローチすると改善する理由です。骨盤を軸に考えます。 大腿直筋や大腿筋膜張筋などが収縮すると骨盤が前方に倒れます。 そうなると、後ろにあるハムストリングスや大殿筋が引き伸ばされ、 ハムストリングスや大殿筋の緊張が強くなります。 逆にハムストリングスや大殿筋が収縮すると骨盤が後方に倒れます。 そうなると、前にある大腿直筋などが引き伸ばされて筋肉の緊張が強くなります。 なので、ハムストリングスの緊張が強いと、前にある大腿直筋が引き伸ばされて 筋緊張を生み、その結果としてオスグット病になってしまうケースだったり、 治りを遅くしている原因になることもあるのです。
そもそもオスグット病とは10~15歳に多く、 バレーやバスケットボールなどのジャンプを多くするスポーツをしている方がなりやすいです。 大腿四頭筋の収縮すると、脛骨粗面部という所に牽引力が働きます。 これを骨の成長期に繰り返し牽引力がかかると、 骨の部分が耐え切れなくなり、膨れ上がったり痛みがでたりします。 なので、大腿四頭筋のストレッチをしましょうとか。 マッサージをしましょうとか。 よく言われるのです。 ですが、それはストレッチやマッサージした直後はいいかもしれませんが、 悪化させてしまう可能性もあるので注意が必要です。 理由として、先に述べた骨盤の前傾・後傾が関与してくるからです。
復習です。大腿四頭筋を緩ませてしまうと、 確かに脛骨粗面部(膝蓋腱付着部)にかかる負担は減ります。 ですが、骨盤を前傾させる筋肉を緩ませているので逆に後傾させてしまうのです。 その結果として、大腿四頭筋に牽引力が働き、硬さが戻ってしまう。 もしくはさらに固くなってしまうなんてこともあり、痛みを誘発させてしまいます。 これをハムストリングスのマッサージやストレッチをすることにより、骨盤は前傾し、 大腿四頭筋は緩み、脛骨粗面部(膝蓋腱付着部)にかかる牽引力が減り、 痛みがなくなってきます。 どうでしょうか?こういった考えもあるのです。 骨盤の前傾・後傾でいうと腹筋や背筋の影響もありますが、 そこまで説明すると全身の話しになってしまうので、 今回はここまでのお話しにしますね。
その他、症状のことなど何かお聞きしたいことがあれば、 ひかり鍼灸整骨院 宮崎台院へご連絡下さい。 044-740-9677です。 開院時間は10時~21時までです。夜遅くまで開院しております。 土曜、日曜、祝日も開院してます。 当院は、骨盤調整、鍼灸治療、ファンクショナルトレーニング、カッピングなどもおこなっております。 |
|